平成28年度相談支援従事者初任者研修の受講者を決定いたしました。(平成28年9月2日)
- 1. 受講者決定通知
- 本研修については、長崎県と協議のうえ、申込者が指定する推薦順位や受講希望者の業務の従事予定及び業務経験の状況を踏まえて受講者を決定しました。
受講の可否は、事業所ごとに通知しておりますので、ご確認ください。 - 2. 研修日程および会場
- <講義> 平成28年10月4日(火)・5日(水)
<演習> 平成28年10月18日(火)・19日(水)・20日(木)会場: ながさき看護センター 4階大会議室 (諫早市永昌町23-6)
- 3. 《演習》事前課題
- ●対象者: 5日間受講者(1,2日目のみの受講者は不要)
●課 題: 事前課題は、下記の2つです。
— 課題 1 —
- 【内 容】
- 自分が現在支援をしている方などの事例をひとつ取り上げ、ICFカンファレンスシートを作成してみましょう。またそのうえでニーズの整理を行い、サービス等利用計画および週間計画表を作成してみましょう。
- 【提出物】
-
①カンファレンスシート (様式1) ②サービス等利用計画・障害児支援利用計画 (様式2) ③サービス等利用計画・障害児支援利用計画【週間計画表】 (様式3) - 【取り組み方】
-
- 上記様式1〜3をダウンロードします。
(課題1-①)カンファレンスシート (課題1-②)サービス等利用計画・障害児支援利用計画 (課題1-③)サービス等利用計画・障害児支援利用計画[週刊計画表] - 取り上げる事例を決めます。その際、必ず本人の同意を得るようにしてください。(同意書の提出は不要)
- 様式1 ICFカンファレンスシートを作成します。
作成にあたっては、1.「IFCリハビリテーション」および2.「ICFリハビリテーションシート応用編」, 3.「記入例」を参考にしてください。
1.(参考)ICFリハビリテーションシート
2.(参考)ICFリハビリテーション応用編
3.(記入例)初任者研修カンファレスシート(新) - 様式2 サービス等利用計画、様式3 サービス等利用計画【週間計画表】を作成します。日本相談支援専門員協会発行の『サービス等利用計画作成サポートブック』(日本相談支援専門員協会のホームページから閲覧できます)を参考にしてください。
- 上記様式1〜3をダウンロードします。
- 【作成時の注意事項】
-
- 演習事例は、ケアマネジメントの手法を用いて援助した事例とします。
- 個人が特定されないよう、氏名等は仮名やアルファベットで表現するようにしてください。
- この課題は研修の一環として取り組むものです。間違ってもいいのですべての欄を埋めるように取り組んでください。
— 課題 2 —
- 【内 容】
- 自分が所属する事業所を取り巻く環境について、どんな社会資源があるか書き出してみましょう。
- 【提出物】
-
①社会資源アセスメント表 (様式4) - 【取り組み方】
-
- 上記様式4をダウンロードします。
- シートに沿って内容を自分なりに調べ、空欄がないよう、全ての欄に記入してください。
- 自分の地域に該当する資源がない、という場合は、空欄とはせず、「なし」と記入してください。
- 「事業所の特徴」欄については、その事業所が実施している一般的なサービス内容を記入するのではなく、相談支援専門員の視点から利用を考えた時に着目できる点などを記入するようにしてください。(例:『就労支援B型』ではなく、『重度の身体障害の方も受け入れされている』など)
- この様式以外での提出は認めません(インターネットから引用したページを印刷し添付したものなどは不可)。
●提 出
<期 日> 10月4日(火) 初任者研修第1日目
- 全ての提出物(様式1〜4)に受付番号(受講決定通知書に記載)と自分の氏名を記入し、順番に並べ、ホッチキスでとめた状態で、研修初日の10月4日(火)、受付にて提出してください。
●事前課題の取り扱いについて
- 研修はわずか5日間という短い日程であり、その中で必要な知識を一から学び、またケアマネジメントのプロセスを十分に実践体験していただくことはできません。十分に意義のある研修としていただくためには、受講者が相談支援従事者の基本的な業務についてある程度の理解を持ったうえで参加していただくことが必要です。
そのため、事前にアセスメントから計画作成のプロセスを予習することで、研修で自分が確認すべき点を明確にし、また社会資源の書き出しシートを作成することで、障害福祉サービスの基本的な内容を把握しておくことを、事前課題に課し、そこから研修の一部として取り組んでいただきます。
すなわち事前課題の期限までの提出は、研修修了の必須条件ですので、確実な取り組みをよろしくお願いします。